Kasperi x Sandmann Fold Top – Quartermaster – Limited edition

初回は 2026年10月25日の「Heritage Post Trade Show」で6本のみ発売予定。ご要望が多ければ〈限定生産〉を検討します。ご興味のある方はウェイティングリストにご登録ください。

前回の Heritage Post Trade Show で Sandmann Craft の Heiko、Fred、José と出会い、会話はすぐに「品質・手仕事・時代に流されない道具」への共感へと広がりました。そこから生まれたのが、Kasperi × Sandmann Fold Top – Quartermaster。彼らのクラシックな Quartermaster シューズ に合わせ、力強いスペイン産カウスエードを採用しています。製作風景の動画もぜひご覧ください。

Fold Top バックパックは、山歩き、旅、日常まで——長く寄り添う“一生もの”の選択です。人間工学に基づく設計で長時間も快適に。凛とした佇まいは、カジュアルにもフォーマルにも自然に馴染みます。

サドルレザー製の背面フレームが荷重を均一に分散し、重い荷物も快適に。幅広のレザーストラップは使うほど肩になじみ、背負い心地が高まります。

詳しくは下のレビュー、そして Carryology の記事 もご参照ください。さらに情報が必要な場合は、ページ下部のフォームまたはメールでお気軽にお問い合わせください。

このバックパックを選ぶ理由

デザイン

• 実用本位の設計——優れた荷重分散と多用途のリギングに対応。
• 際立つ背負い心地——レザーが時間とともに身体にフィット。
• タイムレスな佇まい——使い込むほどに美しい経年変化（パティーナ）が育ちます。
• フィンランド製——ハメーンリンナの自社工房で、品質に妥協なく仕立てています。
• 修理を前提とした構造——長く使うために、直せるつくり。
• 世代を超えて使える耐久性——強靭な素材で、次の世代へ。

機能

• 堅牢なアタッチメントポイント ×6——トレッキングギア、ロッド、三脚の固定に。
• フロントポケット——日常の携行品をすばやく取り出せます。
• 着脱式ラップトップスリーブ——最大17インチのノートPCや書類に対応。
• 可変容量——内蔵エクステンションストラップで拡張可能。
• ビルトイン・キャリングハンドル——バス・鉄道・航空での移動をスムーズに。
• Dリング・キーループ——鍵をスマートに管理。
• 視認性と安全性——後部ライト用の取付ポイントを装備。

詳細

素材と製造背景

• 裁断・縫製：フィンランドの Kasperi 工房で一点ずつ手仕立て
• フレーム／背面：SOHRE タナリーの植物タンニン鞣し・牛革サドルレザー（堅牢）
• 折り返し部分：Sandmann Craft 提供のスペイン産カウスエード（クロム鞣し／しなやかで強靭）
• ラップトップスリーブ：再生 PET フェルト（フィンランド製）
• G バックル：マリングレードのステンレス（フィンランドでレーザーカット）
• ローラーバックル：クロムメッキスチール（スウェーデン）
• 縫糸：ワックスド・ポリエステル（イタリア）
• リベット：銅メッキスチール（イタリア）

内寸

メインコンパートメント： 幅 30cm、 高さ 45–60cm、 奥行き 16cm

フロントポケット： 幅 20cm、 高さ 14cm、 奥行き 4cm

フェルトスリーブ： 幅 29cm、 高さ 43cm、 奥行き 4cm

容量

最大時 27 リットル

ご使用とレザーのお手入れ

馴染むまでの期間について

レザーは使い手の身体に沿って馴染み、適切に手入れすれば何十年も使える——私たちは、バックパックに最適な素材だと考えています。

上質なレザー製品と同様に、Kasperi のバックパックにも「馴染ませ」の期間があります。数週間しっかり使うことでショルダーストラップが体に沿い始めます。局所的に当たりを感じる場合は、その部分を軽く揉みほぐすと馴染みが早まります。

G バックルの開閉も最初はやや固めですが、レザーループが柔らかくなるにつれ、扱いは滑らかになります。

正しいケアを重ねれば、唯一無二のパティーナが育ち、日に日に「自分の道具」へと変わっていきます。

お手入れ方法

箱から出してすぐにお使いいただけます。レザーは悪天候にも強く、濡れても適切にケアすれば問題ありません。使い込みが強いほどパティーナは早く進みますが、それも味わいです。

4〜6か月に一度、または乾きを感じたら、薄くワックスを。汚れを拭き取り、布で薄く塗布。ひと晩浸透させ、翌日に綿またはウールの布で余分を磨き上げます。タール由来の香りが残る場合もありますが、数日で落ち着きます（多めに塗った場合は少し長引きます）。

蜜蝋系ワックスや天然オイルなど、自然由来のケア剤をお勧めします。合成被膜のプロテクションは革の毛穴を塞ぎ、ワックスやオイルの浸透を妨げ、結果として寿命を縮めることがあります。

修理・メンテナンスについて

私たちは「直して使う」姿勢を大切にしています。構造や革厚まで、修理性を前提に設計しています。何十年も使える道具である以上、いずれメンテナンスの時期は訪れます。

最も負荷のかかるショルダーストラップなどには 3mm 厚のレザーを採用し、全体をサービスしやすい構造にしています。

バッグ／バックパックのリペアサービスもご用意しています。